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両手いっぱいの荷物を抱え、
多少の気恥ずかしさを感じながらも応接室へと向かう。
途中、教師がえらく吃驚した様子でこちらを見ていたが気にしない。
予想よりも早く着いた。思いの他早足だったらしい。
ドアノブに手をかけ、開けようとした。
ピタ
「?」
何か不快感を感じた。
普段は気にせずに開けるのだが、今日はなんだか嫌な予感がしたので、
他の場所に行くことにした。
―荷物は教室に置いておこう。・・・僕の教室って何処だったっけ。
そこからですか?!とかいう不快極まりない声が
中から聞こえた気がするけど、無視。
っていうか、何でぼくの考えてることが分かるの。
前にもこんなんなかったっけ?
―クフフフフ・・・それは君と僕が意思疎通しているからですよ・・・。
そう、愛という絆で・・・・。クフフフフ・・・・
バァンッ!
「ウザイんだけど!!っていうか、気持ち悪い!!
っていうか、勝手に人の思考に入ってこないでよ!!」
思わず扉を開けてしまった。
「ヒバリ君!お誕生日おめでとうございますぅぅぅぅぅ!!」
「離れろ変態―――――!!」
唐突にパイナポーに飛びつかれた。
会うたびに飛びつかれてる(抱きつかれてる)気がする。
多分気のせいでなく。
「君は本当に学習しないね。」
「はい?」
ひゅっ、と一閃。トンファーが青パインの顎を撃墜した。
「ぐほぇっ!!」
「つくづく何で同じ結果になるって分かっててやるのか分かんないよ。」
「クフフ・・・それはやはり「言うな変態。そして消え去れ。」
「・・・ヒバリ君、人のセリフは最後まで聞きましょう。」
「君にそんな筋合いはない。」
ズバッと一刀両断された骸はよほどショックだったのか、
一人スローモーションを披露していた。
「ひどい・・・ひどいわ・・・私はこんなにも貴方を愛しているのに!!」
byベルバラ的な。
ちなみにハンカチを噛み(もちろんフリフリレース+ピンク)、乙女座り。
背後には薔薇を背負ってたりもする。
「気色悪い。気持ち悪い。生理的に拒否反応が起こる。消え去れ。」
「手厳しい!!」
これが漫画であれば頭上からタライが落ちているだろう。
ガーン!とかいう太字の効果音と共に。
「もう作者が君のキャラについていけなくなってきてるから、
簡潔に用件を30文字以内で述べ、早々に立ち去れ。」
「さっきから帰れ系の言葉しか言われていないような気が。」
気のせいなわけねーだろ。
あ、言葉遣い間違えた。戻ってくるんだ、いつもの僕。
「用件なんて決まってるじゃないですか。
ヒバリ君への誕生日プレゼントですよぉ☆やだなぁ、もう☆」
「はい、30文字超過、バツゲーム。(棒)
というわけで、今まで出会った人々の記憶から君の記憶を抹消し、
その後で生まれてきたことを後悔する作文を200枚提出し、
輪廻のうちから外れ、永遠に銀河で漂ってろ。」
「陰湿!かつ酷い!!」
「死ぬことすら許さないよ。」
骸はやれやれ、と立ち上がり、僕に近づいてきた。
・・・そこで、彼の妙な出で立ちに気がついた。
真っ黒な足の先すら見えないロングコート?を着ていたのだ。
真っ黒なのでマントのようにも見える。
「・・・・一応聞くけどその格好何?
はたから見たら変質者だよ?ノーマルでも変質者だけど。
その格好で外出ないでね、近所迷惑だから。
小学校とか集団下校しなくちゃならないじゃないか。」
「・・・僕は春先に出る露出狂ですか。」
「それ以外の意味に聞こえた?」
僕が一刀両断すると、結構ショックだったのか、
ズーン、と漫画とかでよく見る三本線を額に浮かべていた。
「何でもいいから早く用件済ませてよ。邪魔。」
「くふふ・・・そんなに急かさないで下さいよ、もう☆」
もうつっこむ気力も失せたので、スルーすることにした。
「Happy Birthday!ヒバリ君!!
これが僕からの・・・・プレゼントです!!」
そういうと、着ていたコートをバッ!と脱ぎ捨てた。
と、いうところで僕の思考は硬直した。
コートの下から現れたのは、トランクス一枚にリボンをぐるぐると巻いた、
明らかに僕が君へのプレゼントですwと言ってるような格好だった。
「クフフ・・・さぁ・・・僕からの“愛”を受け取って下さい!」
目が光っている。
さすがに怖い。っていうか、気持ち悪い。
っつーか、結局、露出狂で合ってるじゃないか。
「えー・・・もうどっから突っ込んでいいのか分からないけど、」
「やだなぁ、ヒバリ君てばw突っ込むだなんてそんなやらしい☆
っていうか、僕が突っ込むほうなんですけどね☆」(死ね)
「今すぐ消えて。」
窓が開いてたから、愛用のトンファーで外へ殴り飛ばした。
ぎゃぁぁぁぁぁぁ!という情けない悲鳴が聞こえたが聞こえないフリをした。
やっと目障りなパインが消え、さて荷物をどうしようかと
ソファに置いた荷物を机の上に移動した時、応接室のドアが開け放たれた。
「ちょっとぉ!ヒバリ君!!酷いじゃないですか!
危うく死ぬところでしたよ!!」
「何で3秒で帰ってこれるの。」
青パイナポーは、ぜはーっぜはーっと荒い息を上げ、
床に倒れてこちらを見上げた。
「これでもタイムロスしたんですよ?
途中で警察に捕まりそうになって・・・。」
「やっぱりか。」
捕まらないほうがおかしい。
さて、これからどうしようか、
と本気で考え始めていたら、再びドアが開いた。
「おいおい、六道。俺の恭弥に何してんだ?」
金髪ヘタレイタリア人がやってきた。
UPが遅れたのと、骸さんが変態なのと。(いつもだろ)
はい。もう、NOコメントでお願いします。
次はD野さんです!お楽しみに!!(まだ続くのか!)
次回ディーノか・・・・。あんまり楽しみにしないで待ってるよ。
今回のは笑えた。骸さんはやっぱり変態だね。
ディーノVS骸みたいな感じになるのかよ?早く神田のハピバ小説書けよ。
じゃねぇと、夜姫送るからな・・・・。
とにかく、頑張れよ。
あと、キリ番設置しろよな。
そうしねぇとなァ分るだろ?(黒笑)
最近腹黒くなったとか、Sに磨きが掛かったとか言うアホが居るが、
誰がそうさせてんだろうなぁ?
第一に俺は黒かァねェよ。
虹さん、お元気?風邪さんは吹っ飛んだかな?(お〇あさんといっ〇ょの体操のお兄さん風で)きっと、虹守さんだったらアッパーとか、飛び蹴りとか、あれとか、それとか・・・(遠い目・・・。)とにかくっ、もう今ではあなたにとりついた彼ら(彼女ら?)は、空の星の彼方に飛ばされちゃってるのでは・・・(怖ッ)
いやぁ、今回もおもろいですね。骸ヒバ。笑えます。ハハハ。六道・フルーティ・骸さん(長っ)への雲雀サマの突っ込み。はぅ。萌えますv
まぁ、これからも小説頑張って下さいよ。応援は一応しますんで!
あっそうそう、この間は「あぁ、うん。」とか言いましたけど、私は決して『ヘタレ』ではないので!そこんとこ、ヨロシクっ!
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