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ここは虹守 風月が運営するブログです。 ツナ受け思考。でもどちらかというと骸ヒバの方が多い。 好物は蝶。(好物?)
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―緑たなびく 並盛の♪

 大なく小なく 並がいい♪

「・・・・・・・・。」

―いつも 変わらぬ♪

 健やか 健気♪

「・・・・・・・・・・。」

―ああ~ ともに謳おう♪

 並盛中♪

「・・・・・・・・・・・・。」

―(2番)朝つゆかがやく 並盛の♪

  平々凡々 並でいい♪

「・・・・・・・・・・・・・・。」

            ガラッ!!

「ちょっと!ヒバリ君!!何で電話に出ないんですか!!」

「何で居るの。」

勢いよく応接室のドアが開け放たれたと思ったら、
見慣れたパイナポーが飛び込んできた。

「そんなことはどうでもいいんです!!
  大事な電話だったらどうするんですか!!」

「どっからつっこんでいいのか分からないけど、

1、大事な電話っていうなら、直に会いに来るな。

2、キミからの電話で今まで大事な話だったことがあったかい?

3、っていうか、電話番号教えた覚えがないんだけど。

4、っていうか、キミ不法侵入。

5、っていうか、今すぐ帰れ。

 以上。」

雲雀が言い終わったころには骸は本当の骸になりかけていた。

「酷いです!!愛する恋人に対して!!」

「誰が愛する恋人?」

「ガーーーン!!」

今、口で効果音言いました。

「もういいです・・・。
 ヒバリ君は僕のことが嫌いなんですね・・・。

 今日は帰ります・・・。」

しゅん、と悲しそうに骸はすごすごと帰っていった。

「・・・・・・。」

―言い過ぎたかな・・・。

 追いかけていった方が・・・
 イヤ、でもつけあがらせるだけだし・・・。

雲雀は雲雀でもんもんと考えていた。

―別に・・・・嫌いなわけじゃないし・・・・。

よし、と覚悟を決めてイスから立ち上がろうとした時。

「と見せかけて背後からどーーーん!!」

突如現れた骸に背後から(タックル付で)抱きしめられた。

雲雀、デスクと顔面衝突。
ちなみに骸は壁をよじ登りました(不審者)。

「~~~~~っ!!」

「あ。すみません。」

骸は悪びれもせず謝った。

「・・・キミは咬み殺されたいの?」

「い、いやですねぇ、ヒバリ君。
 ほら、物騒だからトンファー仕舞って!」

背後に人間道スキルの骸とタメ張れるんじゃねぇか?と思うほどの
どす黒いオーラを
放出させながらじりじりと骸に詰め寄る雲雀に骸
は降参です、とばかりに両手を挙げた。

「~~っ!もういい!!」

雲雀は怒り心頭、といった風に肩で風を切りながら応接室から出て
行こうとした。

「(からかいすぎましたか。)ヒバリ君。」

聞き耳持たず。

「・・・・・恭弥君。」

ふわりと抱きしめられファーストネームを耳元で囁かれた。

ぎゅ、と愛しむように抱きしめてくる腕は凄く、心地よくて。

ふいに足が止まった。

「僕は好きでもない人間にこんな事しませんよ。君だけです。

 だから君も僕の想いに応えてはくれませんか?
  僕は、君が好きなんです。」

だから・・・と悲しそうな表情を浮かべる骸に、
ぎゅっと目を閉じて、
触れるだけのキスを贈った。

予想外だったのか、妖しく光るオッドアイを見開く。

「・・・・これが僕の気持ちだよ。」

耳まで真っ赤に染めて俯いてぼそりと呟く雲雀が、骸は愛しくて
仕方がなかった。

クフフフ、と独特の笑いを零すのが雲雀は気に入らない。

「何がおかしいの。」

「いや、さっきまで拗ねてた君がこんな事してくれるとは
 思っていませんでしたし。

 でも、嬉しいですよ。そんな君が大好きですvv」

骸もちゅっと頬にキスをした。ますます顔が赤くなる。

「でも、ちゃんと言葉で聞きたいです。」

「・・・好き。」

「よくできましたw」

今度はどちらからともなく、唇に優しく甘いキスを落とした。

 

 

 

 

「そういえば、何で僕からの電話だと分かったんです?」

「・・・・・秘密。」

 

 

 

~End

 


☆★☆あとがき☆★☆
初☆骸ヒバ!!
ギャグにしたかったのか甘くしたかったのか分からない。
たぶん8:2でギャグ。(ほとんどギャグじゃねぇか)
私の中での骸ヒバはこんな感じ。
骸さんがウザイです。けど一枚上手。
今回はツンデレならぬデレツン。
ヒバさんはそれにまんまとはまってしまってる。みたいな?
っていうか、
ここ、主人公受けじゃなかった?
初UPが骸ヒバ・・・・。
でもREBORN!初書きは黒曜ツナなんです。
ただ時間軸の問題で今書いてるヤツを先にUPしないといけないんで。
あとがきももう書いてありますよ~。

さて、ココで最後の会話の説明を。
何で骸さんからの電話だって分かったかって?
それはもちろん愛のテレパシーで。
・・・じゃなくって、冒頭にもある通り、骸さんから何回も電話がかかって
きてるんですよ。それで、何気にアドレスを登録してある、と。
何故骸さんは雲雀の電番を知っていたんでしょう?
・・・草壁さんにでも憑依したのかな?(捏造)
っていうか、説明のいる小説ってどうかとおもいますが。

骸ヒバファンに怒られそうな小説ですが、感想とか頂けると嬉しいです!
20分で書き上げたので誤字もあるかもしれません。
その時はやんわりと指摘して下さい。
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